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納税・節税のポイント








源泉徴収と年末調整


源泉徴収
会社員等の場合、給料や賞与から源泉徴収されます。
毎月の給料より源泉徴収される所得税は、「給与所得の源泉徴収税額表」により額が定められています。
賞与から源泉徴収される所得税は、「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」によります。
扶養親族等の数ごとの前月の社会保険料等控除後の給与等の金額から、これに応じた乗ずべき率を求めて、社会保険料控除後の賞与金額に乗じて計算します。


年末調整
給料や賞与から源泉徴収される所得税は、仮に徴収した税額ですから、年末に徴収税額を合計するとともに、本来の年税額を計算し、比較して過不足を計算します。
このときの事務手続きを年末調整といいます。


・年末調整の対象となる人
年間の給与収入が2000万以下で、かつ「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出している下記の人が対象になります。
1・年初から引き続き勤務している人
2・中途入社した人
3・中途に死亡したことで退職した人
4・中途で著しい心身の障害のため退職し年内に再就職不能な人
5・本年中途退職者で本年中の給与総額が103万以下の人
6・本年の中途で海外に転勤のため出国し非居住者となった人
・年末調整の対象とならない人
1・年間の給与収入が2000万を超えている人
2・「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出していない人
3・本年の中途で退職した人で上記の3・4・5に該当しない人
・年末調整を行う時期
原則は本年最後の給与の支払時に行いますが、下記の場合はそれぞれの時点で行います。
1・本年中途で死亡したことで退職した人・・・退職時
2・中途で著しい心身の障害のため退職し年内に再就職不能な人・・・退職時
3・本年中途退職者で本年中の給与総額が103万以下の人・・・退職時
4・本年の中途で海外に転勤のため出国し非居住者となった人・・・出国時




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